キャリア形成~多様化の時代~

高度経済成長とキャリア形成

高度経済成長からバブルを経て、2000年に入るとITが進歩してきました。現代ではAIの開発・実用化が進んでいるように、時が経てば経つほど、変化が早くなってきているのが現代社会です。そういった現代社会では、それぞれの生き方について問われることが多くなっています。

 

高度経済成長の時代では、戦争に負けたことにより、日本が復興していくのに人々は必死になりました。そして日本は経済大国にまで登りつめ、1人1人が独自に自分の生き方を考えなくても生きていくことが可能でした。ところがそのような時代は終わり、アベノミクスの今、価値観や個々人の生き方が多様化してきています。そのような現代で重視されてきているのが1人1人のキャリア形成です。


キャリア形成とは?

キャリア形成とは「人生、特に仕事をすることにおいて、さまざまな能力を身につけていくこと」です。どういった力かというと、1人1人が自分の中の働く意味や人生の使命といっった自分の価値観と向き合い、それらを満たしていくことができる力のことです。

今後のキャリア形成について、一緒に考えて行きましょう。

終身雇用・年功序列の崩壊

以前の日本であれば、力のある会社に入ることができれば、定年まで安定した収入を得ることが約束されていました。終身雇用」や「年功序列」という体制が当たり前でした。そのような時代に生きている人はそのような力のある会社に入ることが、学校を選択する基準であり、就職の目標になっていました。

これからはキャリアチェンジの時代です。

40年間退職まで勤め上げることの方が珍しくなるかもしれません。

多様化の時代

現代は価値観ライフスタイル多様化がどんどん進み、企業の規模などに関係なく、多様なニーズに応えられない企業の生き残りは難しくなってきています。そんな中、以前のような「終身雇用」や「年功序列」といった体制は通用しなくなり、「個々人の実力が試される傾向が強まった」と言えるでしょう。

 繰り返しになりますが、このような時代だからこそ、今後のキャリア形成について、一緒に考えて行きましょう。